2020年3月4日くもり
香港オフィスより

 

資産運用をスタートしたいと思っているこのタイミングで、
「ダウが −1,000ドル」 とか 「日経平均株価が −800円」

 

など暗いニュースが多いですね。
それも新型コロナウイルスによる影響だと現在では言われています。
このような突発的な事象はいつ起こるかなど予測は難しいですね。

 

しかし、この大きな動き(ボラティリティー)を利用して運用する
FX、株などを取引きする方は

 

ただ、資産運用失敗する人はある特徴があります。
では、その「特徴」とは何でしょうか?

 

それは・・・資産運用を始める「タイミング」が悪い
ということです。もしかしたら大部分の日本人がそうなのかもしれません。

 

<事例1>退職金で資産運用をスタート

長年、真面目に勤務し40年間勤め上げた会社を退職。
2,000万円相当の退職金が銀行に入金され、一部は長年連れ添ってくれた妻への感謝の贈り物。どこから聞きつけたのか、取引金融機関からのチラシ「退職一時金限定特別金利プラン」や「退職金活用セミナー」など魅力的な内容で、退職者にアプローチしてきた。

 

か な り 失敗の多いパターンです。

これまで投資・運用を学んだことの無い人が
大金を手にしたとたんに話に乗せられて購入した
投資信託が、1年後に・・・半分。

 

お金だけの損失でも大変なのに、熟年離婚、慰謝料、医療費・・・と、
長年連れ添った奥様の落胆ぶりも目に浮かびます。

 

 

 

私が社会人になりたての20数年前でさえ、
某大手通信会社の大先輩方が笑いながら失敗談を話していました。

 

当時の先輩方は国や企業の福利厚生・社会保険のシステム上
「逃げ切り世代」と言われている世代ですから、
退職金も普通の社員で上記の2倍近くありましたからね、、、

 

それから20年経過して、沢山の情報を得る機会がありつつ、
資産運用を開始するのが一番多いタイミングとなり、その分
「資産運用で失敗する確率」が高いタイミングとなります。

 

<事例2>学資保険を勧められて… 知らぬ間のドロ沼

子供の出産とともに何処からともなく情報を聞きつけてくる保険屋さん。今日も世話になっている主人の先輩の友人という人が話に来てくれることに…。子供のために始める保険だからってガードが緩めになっていませんか? 昔の学資保険は良かったんです。む・か・し・は。

 

こちらも、最近では日経新聞や保険の業界紙、〇〇FPさんからも
よく記事にされているタイミングでしょう。

 

一度加入してしまうと、元本割れ状態が続き、損するのが嫌なため
泣く泣く満期まで継続してしまう。

 

その満期まで持って、ガッツリ増えてくれれば良いのですが、
ガッツリ増えていたのは実は30年〜40年前の学資保険まで。

 

いまや、満期まで持っていても元本割れしている
学資保険があるので要注意!

 

なぜそんなに違うのか?全ては保険の予定利率の下落によるものです。
30年〜40年前は8%〜12%の年利回りがありました。私の両親は
その学資保険に加入していたおかげで楽だったと言います。

 

最近の学資保険の利回りは?????なんと0.2〜0.3%でしょうか。
18年間運用しても増えないという、、、。

 

<事例3>ここだけの話、、、まだアーリーアダプターだから

いわゆる仮想通貨のICOで、今からは仮想通貨がお金の代わりになる。まだ皆が気づく前に買っておいて、価格が上がったら一部売るだけで元本回収なんかすぐ出来るし100倍くらいになるんじゃない?と、デジタルにも金融にも弱い人が不確定要素の高すぎる投機商品に手を出してしまった。

 

いけませんね〜。
コピペしたようなプレゼンテーションが一時期賑わっていましたね。

 

私もビットコインが300円くらいの頃から知っていますが、
そのときは怪しすぎて(紹介してきた人が・・・笑)手を出すに至りませんでした。

 

私自身、資産の一部を仮想通貨で保有していますが、
あくまでも余裕資金の範囲内で、世の中の金融の流れを知るための
勉強代だと考えています。

 

このブログでは銘柄の推奨などは致しませんが、
あくまでも「出口戦略」「出口がある商品」で、更に自分自身で
判断できるレベルの資産運用商品からスタートすることが大事です。

 

注意したい言葉

「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」

の話には注意しましょう。

 

ということで、タイトルの〇〇は「時期」「タイミング」

 

全ては自分自身のタイミングが大事です。
若いという事はそれだけで複利効果がありますので有効です。

 

退職間近の方は逆によく吟味する時間があるはずです。
しっかりとした相談者を見つけて大事なお金管理を実行しましょう。

 

今回は、このあたりで!

 

 

〇〇で変わる資産運用の成功確率

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