クレジットカード払いは非常に便利な保険料支払手段なのですが、
それ故に、規制が始まると一気に進んでしまいますね。
以下、昨年末のNNA、Yahooニュースより抜粋しました。
中国本土当局は、本土で発行されたクレジットカード大手のビザやマスターカードを利用して香港で保険を購入する場合、
保険商品の購入1件当たりの上限額を5,000米ドル(約59万円)に制限したもようだ。
これまでの規制強化を受けて取られていた、金額の大きい保険商品をクレジットカードで複数回に分けて決済するという
規制迂回(うかい)手段が使えなくなる。明報など19日付香港各紙が伝えた。
消息筋によると、この変更は公式に発表されていないが、17日から適用されており、
カード会社側から香港の保険会社に通知があったという。
同じ保険会社から複数の商品を同時に購入しても「1商品」とみなされ、
合計金額が5,000米ドルを上回る決済はできない。
本土当局は資金の海外流出を防ぐため、本土住民による香港での保険購入に相次いで規制を掛けている。
10月29日からは、本土のデビットカード「銀聯カード」を使った投資型生命保険の購入ができなくなった。
香港・本土のメディアは先週、
「本土当局が10日からクレジットカードを使った香港での保険購入を全面的に禁止した」
と報じたが、実際には上限を設けた措置になったもようだ。
銀聯カードが使えなくなったことで、本土住民の一部は香港での保険購入にクレジットカードを利用していた。
ただ、香港の耀才証券(ブライト・スマート・セキュリティーズ)の植耀輝・研究部総監は、
本土でのビザ、マスターカードの普及率が銀聯ほど高くないとして、今回の引き締めによる影響は軽微との見方を示した。
最終更新:2016/12/20(火) 11:30
記事リンク(消えていた場合は、申し訳ありません)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000002-nna_kyodo-cn