【本当の景気回復ですか?】

 
あなたは、どちらの言葉を身近に感じますか?

 
 
株価上昇、不動産バブル、好決算、
爆買い、NISA減税・・・。
 
 
なかなか、嬉しい単語が飛び交う日本。
最近ちょっと株価は下落してますが・・・
 
また逆に
 
増税、円安、インフレ、電気代高騰、
少子高齢化、教育費、仕送り、生活保護…
 
 
直視したくないけど、ボディブローの
ように、生活にダメージを与える
悲しい単語も同時に飛び交っていますね。
 
 

世界各国、バランスを取るのに必死ですね。
 

国民感情 ✕ 国家間感情

 
どちらを持ち上げすぎても、必ずどこかで
摩擦が発生します。
 
 

とはいえ、お寒いお国事情はさておき、
実際は、人・モノ・金・情報が世界を駆け
巡っています。
 
 
そして、いつも居心地のいい場所を探し
求めています。
 
 
少なからず、
 
あなたもそう感じる事が増えてきている
と思いますが、
 
 
その

居心地のいい場所を知るかどうか?

で将来の結果に雲泥の差が出てくるのも事実です。
 
 
ここからは、事実に基づきお伝えしたいことがあります。
 
 

ちょっとした計算をしていくので難しく
感じるかもしれませんが、
 
 

計算がチョット面倒くさいなぁと、
考えてしまったあなたも最後の結果だけは
見てくださいね。
 

計算は私がしておきます。
 
 

2012年〜2015年の、ある2国のGDP推移を比較します。

 
※GDPはざっくり言うと、国の頑張り具合、成績表、売上
 みたいなものでしょうか・・・
 
【2012年】
A国GDP 8兆3,866億米ドル
 
B国GDP 5兆9,544億米ドル
 
 
その年の
A国・B国のGDP格差➝1.41倍

まっ、
どう見てもA国が規模が大きいですね。
では数年後の2015年、
 
その差は、どう変化したのでしょうか?
 
 
 
 
 

【2015年】
A国GDP 8兆3,866億米ドル➝11兆2,119億米ドル(1.34倍)
B国GDP 5兆9,544億米ドル➝4兆2,103億米ドル(0.7倍)
 
 
ナントっ!!
 
 

A国・B国のGDP格差➝2.66倍

 
 
これだけでも、
随分と差を空けられた感じを受けます。

 
 

ここで、私が言いたいことは何かというと、
数字の大小ではないんですねぇ〜
 
よーく数字を見て下さい。
 
A・B両国ともに「USドル」で表記を
されています。
 
という事は、
それぞれの国の通貨での評価と、
基軸通貨(USドル)での評価には大きな
差が生まれるということです。
 
 
言うなれば、
 
同じクラスの中で1等賞を取ったとしても
学年では3位
県では50位
全国では・・・。
世界では・・・・。
 
 
同じ、1位(1等賞)という価値でも
場所やルールが変わると、その地位は
維持できないと言う事ですね。
※逆に、わかりにくい!?

 
まぁ、その国では
「景気回復」「給与アップ」と一生懸命
国とメディアが報道していますが、
海外からの評価とすれば・・・ホントかなぁ???
 
ですね〜
 

では、

それぞれ2国は、どこの国かというと

A国:中国、B国:日本

 
です。
 
 
えぇ〜・・・でも・・・
中国の数字こそウソばっかりでは?・・と、
思われている方もいると思います。が、
 
 
今回は、そこが問題点ではなくて、
「景気が劇的に回復している・・・。」
 
 
と信じこまされているけど実は、

海外から日本を見ると経済が縮んで見える

ということです。
 
 
なぜ、そんな事が起こってしまうかというと、
 
「為替」・・・
 
が大きく影響しているからです。
※あっ、また難しい言葉でしたか?
 
 
では、その「為替」がどれほどの影響を
与えているかという事を、

先ほどの数式に戻って、計算し直してみます。
 
当時の為替と、最近の為替(ざっくり)
2012年$1=80円 ➝ 2015年$1=124円(円の価値55%変動)
 
結構変動していますね!!
この変動の大きさというのは、
 

つまり「日本円」の価値が激減していると言う事です。

 
【ドルベースのGDP】
B国GDP 5兆9,544億米ドル➝4兆2,103億米ドル(0.7倍)
 

【円ベースのGDP】
B国円ベース:約476兆円(2012年)➝約522兆円(2015年)
 
と、円ベースつまり、日本国内の数字だけ見ると
実際にこの数年間で約46兆円もGDPが増加している
計算になります。
 
数字のマジック!?
 
かと、感じてしまいますが、日本国内にいると
なかなか見えない数字です。
 
日本国内では、GDPは確かに上昇しています。
株価も上昇しています。
業種によっては平均給与も上昇しています。
 
が、視点を変えて、海外から日本そのものの価値
を眺めてみると・・・
 
B国GDP 5兆9,544億米ドル➝4兆2,103億米ドル(0.7倍)
と、実は価値が減っている。ということです。
 
※細かい突っ込みどころはあるかと思いますが、
概略を知って貰う為の記事ですのでご勘弁を!
より詳細に知りたい方はご自身で調査・計算
してみて下さい。
 
 
最後になりますが、
・自分のビジネス
・自分の銀行口座
・自分の貯金箱
・自分の財布
 
に入っている大金を見ながら、

ニヤニヤして残高を眺めているあなたに警告です。

 
 
お金を沢山持っている事自体は、素晴らしいことです。
努力もしくは詐欺の賜物かもしれません(笑)
 
ただ、そのお金(ここでは円)の価値は、
あなたが思う一定の価値では無いと言う事です。
 
 
青い目の外人からすると、
日本は今バーゲンセール状態なのです。
 
お隣の中国人からみても、
爆買いして、国を買い占めようと
思っているのです。
 
 
そんな安値で買い叩かれている国にいて
将来が不安じゃないですか?
少子高齢化、年金問題、老老介護、生活保護、
浮浪者、熟年離婚、一人ぼっち。。。
 
こうなる事を予想していた一部の資産家は
既に対応が終了して、悠々とほくそ笑んでいます。
 
資産家ではなくても、
今の世の中の状況が普通ではない事を察知
した人は、不安で夜も眠れず、

そのリスク回避の為に有力情報を貪っています。

 

私が、あなたにしてあげられることは
何もないかもしれませんが、
他の支配を受けず、自分らしく人生を全う
する為の唯一アドバイスとすれば・・・
 
 
立場に合わせた
「身の丈にあった対策」を、
 
今すぐスタートすることだと思います。
時間はそんなに無いかもしれません。
 
 
 
 
 
 

国際派FPイチロー
 
追伸:
 
香港居住のあなたが知らないことは、
まだまだ多いと思います。
 
例えば、
・海外の銀行を持つことが出来るという意味。
・海外の一般的な運用をスタート出来るという意味。
・資産価値を護るという意味。
・個人年金保険、生命保険など
 
などなど、
帰国したら出来なくなることも多いです。
 
まず、
『自分にあった対策って何があるのかな?』
 
と1ミリでも頭をよぎった人は、情報収集を開始
して下さい。
 
もし、一人で調べても良く分からないと思うあなたは
ココをクリックして、セミナーを聞いて下さい。
 
偶然、この記事を日本で見てしまった人はすみません。
ご縁があれば、また何かをお伝えできるかもしれません。
 
 
 

景気回復で踊る日本の裏側

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